腸内環境とTKGの意外な関係

『腸活』と聞くと、ヨーグルトやサプリメントを思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、大切なのは毎日続けられる食習慣です。

そこで見直したいのが、日本人に身近な朝ごはん『たまごかけごはん』です。

卵に加え、納豆や味噌などの発酵食品を組み合わせることで、腸の健康をサポートする食事になります。もちろん、TKGだけで腸内環境が整うわけではありませんが、毎日の朝ごはんを少し工夫することは腸活の第一歩。今回は、管理栄養士の視点からTKGと腸内環境の関係をご紹介します

腸活は『善玉菌を増やすこと』だけじゃない

『腸活=ヨーグルトを食べること』と思われがちですが、近年は腸そのものの健康を保つことも重要だと考えられています。

私たちの腸には約100兆個もの腸内細菌が住みつき、食べ物の消化・吸収を助けたり、ビタミンをつくったり、免疫機能を支えたりしています。

さらに、腸の内側を覆う粘膜は、体内へ有害な物質が入り込むのを防ぐ『バリア』の役割も担っています。

つまり腸活とは、

・腸内細菌のバランスを整えること

・腸の粘膜を健康に保つこと

・毎日働ける丈夫な腸をつくること

この3つを意識することが大切です。

卵のたんぱく質は『腸をつくる栄養』

腸の粘膜は約3〜10日で新しく生まれ変わるため、その材料となるたんぱく質が欠かせません。

卵は必須アミノ酸をバランスよく含む良質なたんぱく質源。さらに、ビタミンAやビタミンB群なども含まれており、腸の細胞を含めた体づくりをサポートします。

筋肉だけでなく、腸もたんぱく質からつくられていることを意識すると、朝食の卵の大切さが見えてきます。

発酵食品を組み合わせれば、腸活がもっと身近に

卵にあわせたいのが、納豆・味噌・キムチといった発酵食品です。

納豆には納豆菌だけでなく、食物繊維も含まれており、腸内細菌のエサになります。

味噌は発酵によって生まれたうま味成分が豊富で、近年では加熱後の菌体成分にも健康効果が期待されています。

キムチも発酵食品の一つで、食物繊維を補いながら食事にアクセントを加えてくれます。

そこでおすすめしたいのが、この『発酵TKG』です。

腸活におすすめ!『発酵TKG』

<材料>1人分

ご飯…150g

納豆…1パック

納豆付属のからし…1袋

卵…1個(卵白と卵黄に分ける)

味噌…10g

キムチ…20g

パルメザンチーズ…たっぷり

『生こしょう塩漬け』…適量

<作り方>

① 茶碗にご飯を盛り、納豆、付属のからし、卵白、味噌を加えてよく混ぜる。

② キムチを粗みじん切りにしてのせ、中央に卵黄をのせる。

③ 仕上げにパルメザンチーズをたっぷりとかけ、『生こしょう塩漬け』を添える。

〜このレシピの腸活ポイント〜

・卵…たんぱく質→腸の細胞をつくる

・納豆…納豆菌→ 腸内の悪玉菌を抑えて善玉菌を増やす

・味噌…乳酸菌→腸内環境を整える

・キムチ…乳酸菌→腸内環境を整える/食物繊維→腸内の善玉菌を増やすエサになる

・パルメザンチーズ…たんぱく質→腸の細胞をつくる

一杯で『たんぱく質』『発酵食品』『食物繊維』(キムチ由来)」を手軽にとり入れられる、忙しい朝にもぴったりのTKGです。

そしてこのレシピの味の決め手は『生こしょう塩漬け』。

プチッとはじけるジューシーな食感と、口いっぱいに広がる爽やかな香りとうま味が特徴で、卵との相性抜群。食材本来のおいしさを引き立ててくれる、まさに名脇役です。

今回使用した『生こしょう』塩漬けは、『幻の卵屋さん』で購入できます。卵好きにはたまらない商品がそろっているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

幻の卵屋さん|日本たまごかけごはん研究所 

公式ホームページ

腸活は『続けること』が一番大切

腸内環境は、一日で大きく変わるものではありません。だからこそ、毎日無理なく続けられる朝ごはんを選ぶことが、腸活の成功につながります。

『良質なたんぱく質』と『発酵食品』を一緒に摂れる発酵TKGは、シンプルながら栄養学的にも理にかなった組み合わせです。毎日の一杯が、未来の健康への積み重ねになります。

まずは明日の朝、『発酵TKG』でおいしく腸活を始めてみませんか?